NPO法人 アルペなんみんセンターとは?

 世界の難民は7,950万人(2020UNHCR)を超え、毎年増加の傾向にあります。

 日本にも、迫害から逃れて来日する難民が増加しています。しかし、来日間もない難民に対して、日本政府からの支援は限定的で、市民団体や市民の人道的な支援で生活をせざるを得ない状況が続いています。支援に繋がるまでの間、路上生活を余儀なくされている難民も数多くいます。難民認定申請手続には、数年かかり、その間、難民は、精神的にも、経済的にも、法的にも不安定な状態に置かれています。難民認定申請手続中に、母国での迫害の傷を癒し、認定後、地域社会へ定住するため日本文化の理解、日本語の習得、自立に向けた様々な支援が不可欠です。

 市民社会、諸団体と連携し、迫害から逃れて来日した難民を暖かく日本社会に迎え、来日した難民に対して、情報提供、難民認定手続き支援、定住支援を提供し、難民が自立して日本社会で生活し、地域社会とつながり、寛容性と多様性にあふれた多民族・多文化共生社会づくりに寄与することを目指します。


アルペなんみんセンターの活動

  • 難民への緊急支援
    • 緊急シェルターの提供
    • 食事の提供
    • 医療支援
    • ビザ更新費用
  • 難民への定住支援
    • 認定手続支援
    • 日本語学習支援
    • 通訳 /翻訳支援
    • 就労支援
  • 難民理解セミナー等の開催

団体概要

【団体名】NPO法人 アルペなんみんセンター Nonprofit Organization Arrupe Refugee Center
【所在地】〒248-0001 神奈川県鎌倉市十二所80
イエズス会 日本殉教者修道院
Tel 0467-55-5422 / Fax 0467-55-5423 / info@arrupe-refugee.jp
【設立日】2020年2月5日 日本26聖人殉教者記念日 / ペドロ・アルペ神父命日

定款 / 設立趣意書


事業計画 / 活動報告書


役員(理事長 / 理事 / 監事)

理事長
榎川 勝也   元認定NPO法人 国連UNHCR協会常務理事 / 事務局長 

 東京生まれ。早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。ソニー(株)入社、主に海外事業。駐在15年(ドイツ、オランダ、デンマーク)、世界約40ヶ国訪問。帰国後、社会貢献室長、ソニー教育財団常務理事・事務局長に転身。定年後、緒方貞子さんに感銘、国連UNHCR協会常務理事・事務局長として難民支援に取組む。2019年夏、小山様と有川様と出会い、迫害により日本に逃れてきた難民の人々への思いと支援への情熱に共感。まだ多くの日本人に知られていない難民申請者への支援の輪が広がることを願い。

理事
小山 英之   NPO法人なんみんフォーラム代表理事 / 上智大学教授

 上智大学ソフィア・リリーフ・サービスを10年ほど担当し、ケニアのカクマ難民キャンプの支援活動を行なっていた。日本に来ている難民支援のため、NPO法人 なんみんフォーラムFRJに加盟。2015年から、同団体の代表理事。母の実家が逗子で、アルペなんみんセンターのある鎌倉には親近感を覚えております。

理事
杉本 大輔   全国難民弁護団連絡会議 事務局

理事
山本 菜奈   NPO法人 WElgee(ウェルジー)

 横浜市生まれ。小学校低学年をアメリカ・ロサンゼルスで、中高をドイツ・ミュンヘンで過ごす。17歳の時、ネパールで山岳民族の同年代の若者たちとの語り合い、逆境のなかでも自己実現と社会へのビジョンを諦めない若者たちの「働く」を通じた社会活躍に関心を抱く。早稲田大学在籍中カナダ・バンクーバー留学や北海道下川町での産業振興インターンシップを経て、現職。好きな飲み物は、ミュンヘン在住中に飲みはじめたビールと、道北のマイナス20度を下回る長い冬を過ごす中で目覚めた日本酒、インドの道端で飲む20ルピーのチャイ。

理事 / 事務局長
有川 憲治   NPO法人 移住者と連帯する全国フォーラム理事

 奄美大島生まれ。南山大学法学部卒。学生時代に、ベトナム難民の定住支援に関わる。同年代のベトナム人の若者が命をかけて祖国を出ざるをえない状況を目の当たりにし、アジアへの関心が広がる。栃木のアジア学院に1年、その後、一般社団法人 JLMMからフィリピン・ミンダナオ島に4年間派遣される。帰国後、カトリック中央協議会を経て、カトリック東京大司教区で、難民・移住者支援に25年間従事。三人娘のパパ。

監事
平石 博俊   平石博俊税理士事務所 所長

左から、小山理事、杉本理事、榎川理事長、山本理事、有川理事(事務局長)


団体名について

アルペなんみんセンターの名称の由来は、カトリック教会の修道会・イエズス会のペドロ・アルペ神父(スペイン人、1907-1991)の名から来ています。

アルペ神父は、1938年、宣教師として来日。1945年に広島で原爆を体験し、被爆者の救援・介護に尽くされました。1958年初代イエズス会日本管区長、1965年イエズス会の第28代総長に選ばれました。

総長在任中、インドシナ難民の惨状に対応するために、イエズス会難民サービス(JRS)を設立されました。JRSは現在、世界56ヶ国で難民支援活動に従事しています。